2012年1月アーカイブ

価値づくり経営の論理.png 昨年2011年9月に出版された延岡健太郎さんの著書 『価値づくり経営の論理』 のなかに、 「機能的価値」 と 「意味的価値」 に関して、以下のことが書かれています。この本、ほんと参考になる素晴らしい本です。

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 機能的価値とは、客観的に価値基準が決まった機能的な評価によって決まる価値である。一方、意味的価値とは、顧客が商品に対して主観的に意味づけすることによってうまれる価値である。

 機能的価値は、商品がもつ機能によって決まる価値だが、意味的価値は商品と顧客が影響し合って共創する価値だ。機能的価値は主に製造企業が決めるが、意味的価値は主に顧客が決めるといっても間違いではない。

 ・・・・

 機能的価値と意味的価値に分類する枠組みの優れた点の一つは、これら二つの軸によって商品がもつすべての価値を包括的に表すことができることである。つまり、すべての商品の価値は、機能的価値と意味的価値の合計である。

 ・・・・

 機能的価値と意味的価値という切り口でいろいろな製品を見ていくと、これから新製品開発を進めるうえでの発想のヒントを発見できます。    ※この書籍は製造業のイノベーションを説いたものですが、それ以外の分野でも参考にできる視点が多数示されています。

 今回は、この本の紹介ではなく(紹介は別の機会にもう少し丁寧にしたい)、意味的価値という視点からながめると、身近なところにビジネスアイデアが見つかるのではないかということを紹介したくて、書いています。

 

 下の3枚の写真は2週間ほど前、ウォーキングの途中で撮影したものです。

駐車場.JPG駐輪場.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 駐車場、駐輪場です。表示されていることは、機能を表すものだけです。左側の写真の場合、仕様書の記載事項が大きく書かれているようで、どんな駐車場かよく分かります。右側も、場所と何をするところか、料金はどうなっているのかひと目で分かります。機能価値をとても簡潔に示していると思います。

 でも、ここで誰かと待ち合わせるとき、どう説明するか???  駐車場はたくさんあるので駐車場名でその場所を伝えるのに困った方もいるはず。

 それでは、下の写真はどうでしょうか?

乾麺パーキング.JPG

 

 姫路にお住まいの方でご存知の方、多いのではないでしょうか。乾麺のイベントなども行われるパーキングです。もちろん、このパーキングのことをまったくご存知でない方には、意味的価値はないかもしれません。でもご存知の方なら、「あそこか! 知っているよ!!!」となると想像します。

 ことによると待ち合わせに使えるかもしれません。名称自体に意味的価値が込められています。  

 このことをヒントにすると、いろいろアイデアが生まれてきます。

 

御座候.jpg  大きな城丸姫(しろまるひめ)の看板を上げた "しろまるひめパーキング" 、大きな御座候のモニュメントを掲げた"御座候パーキング"・・・・こんなパーキングがあったら、どうでしょうか。

※右の御座候のホームページから借用しました。ありがとうございます。

 京セラドームがあるのですから、"塩味饅頭パーキング"があってもいいじゃないでしょうか?

 

 人と違った考え方をし、アイデア間の思いがけないつながりをより合わせる能力を高めるために、次にあげる短期と長期のトレーニングをやってみよう。それほど時間がかからないものがほとんどだが、続けて行えば新しいアイデアを生み出す能力が高まる。ここで紹介するトレーニングは、上層部が抱える戦略的課題から、生産現場の課題に至る、あらゆる問題について、創造的な解決方法を考え出す助けになることがわかっている。

 ヒントその1― 新しい関連づけを強制する

 ときにイノベーターは、普通は組み合わせない物事を組み合わせる、「強制連想」を行う。たとえば電子レンジと食洗機の機能を組み合わせた製品を想像する(または無理矢理考える)など。これがイノベーティブな製品のアイデアをもたらすことがある。・・・・・

・・・・

 あなたや会社がいま抱えている問題について、こういった強制連想のトレーニングをやってみよう。無関係な項目やアイデアをランダムに選び、それが自分の問題とどのような関係があるか、じっくり考える。要は、物事をランダムに選んで自分の抱える問題と関連づけ、頭をしぼってできるだけ多くの自由な(突飛でもかわまない)関連性を見つけるのだ(・・・関連性が多いほど優れたアイデアが生まれる確率が高まる)。その際、下表を使って、得られた洞察を整理することをお勧めする。

強制連想.png

 以上の文章は、クレイトン・クリステンセンさん他の方が書かれた『イノベーションのDNA』の「第2章 発見力その1―関連づける力」のなかから引用しました。

 イノベーションのことを探っていくなかで、アブダクション、セレンディピティといったことがイノベーションを生み出す最初のきっかけになるのではということに気づきました。そして、クリステンセンさんの最新の邦訳本であるこの本で、強制連想をはじめとした発想法につながってきました。

 なるほど、なるほど・・・・・

 『イノベーションのDNA』については別の機会に、詳しく紹介します。良い本です。

なんとかしなければならない課題を抱えている方に役立つはずです。推薦します。

 

 

 ところで、上の表、『謎かけ』の問題と答えを考えるときの、発想法と重なります。謎かけは「関連性」の発見力の練習になるエクササイズではないでしょうか。

 『謎かけ』とかけまして、

 『イノベーション』とときます。そのこころは、

 ①『斬新な組み合わせが人を楽しくします』

 ②『想像(創造)力の結晶です』   

あまりできよくないですね。修行不足です。ご容赦願います!!! 

 

 

 

 改修工事に入ってから、朝のウォーキングで姫路城まで足を伸ばすことが減りました。1週間ほど前、久しぶりに、お城の東側に回って写真をとりました。

SH360321.JPG

   

 この方向から見た姫路城が好きです。 下の写真は2007年5月に撮影したものです。約5年前の写真。時間のたつのは速いものですね。 お城の美しい姿、一日も早く見たいです。

   IMG_0021.jpg

 

 

 

井戸端会議②.png 最近、同業(コンサルタント)の友人の何人かと 『たまには井戸端会議でもしようか!』 ということが持ち上がっています。 会議の愛称を何か考えたいので、weblio で 「井戸端会議」 の英語訳を探してみると、content-free chat、idle gossip となっています。 "gossip" は「違うなあ~」ということで、"chat" を使うかと考えていたのが昨晩でした。

 そして今日、1月22日の日経朝刊の文化面に、別役実さんの『方言の時代』という文章が掲載されています。 この中に、『井戸端会議』 『床屋談義』 のことが触れられていて、われわれがやろうとしていることの意義・意味を気づくき、認識することができました。 まさに、偶然です。

 ※右のイラスト出展:http://blogs.yahoo.co.jp/kyoto194646/42440354.html

 昨年秋口から 「セレンディピティ=幸福な偶然」 のことを勉強していて、中小企業支援のキーポイントのひとつが、 「セレンディピティ」 の視点ではないかと思いつつあるなかでの、偶然なのです。 「セレンディピティ」 ということを意識していなければ、別役さんの記事の井戸端会議、床屋談義に気づかずに終わったのではないかと思っています。 「なるほど! セレンディピティ!」

 ※くどい文章になってしまいしました。ご容赦!

 

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 『方言の時代』  著者:別役 実氏  (日本経済新聞 2012年1月22日 文化32面)から

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 かつては、こうした 「肉声をやりとりする現場」 が、我々の周辺にいくつもあった。いわゆる 「井戸端会議」 がそれであり、 「床屋談義」 も 「銭湯でのおしゃべり」 も、それであったと言えるだろう。地域毎の最も内密なコミュニケーションは、こうした場で醸成されていたのであり、そこから地域の文化的な独自性も生まれたに違いない。

 「それに代わるものとして、テレビのスタジオ番組が出来た」 というのは、ほぼ確かであると私も考えるが、果たしてそれがかっての 「井戸端会議」や 「床屋談義」 と同じ効用を発揮しているかと言うと、大いに疑わざるを得ない。

 そこで採り上げる問題は似ていたとしても、こちらでは著名なコメンテーターが公用語でそれを話し、そっれらしい解答を出すことになっているからである。ただし、ヴァレリーが 「人間は答えのわかっている問いしか問うことができない」 と言っているように、そこでの 「問いと答え」 は、ありきたりの線上の堂々めぐりに過ぎない。

 一方、 「井戸端会議」 や 「床屋談義」 の方は、 「肉声」 という手触りのある言葉でやりとりされる分だけ、やりとりそれ自体で充足できるから、敢て解答を必要とせず、従って、(とここでかなり飛躍していることを承知で言わせてもらえば)いつか、 「答えのわかっていない問いに」 に出合い、 「かつて問われたことのない答え」 に行きつくかもしれないのである。

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 伊丹敬之先生の書かれた 『場の論理とマネジメント』 をはじめ、マネジメントやイノベーションの教科書で頻繁にとりあげられる事例のひとつに、「コーヒーポットと喫煙室」があります。 伊丹先生の本に 「・・・ナレッジ・マネジメントに成功した企業の特徴を調べたところ、『成功企業に共通する道具はコーヒーポットである』という結果が出た。 共用スペースにコーヒーメーカーを置き、社員が仕事に行き詰った時などにコーヒーを飲みながら意見を交換し合う。すると実に様々なアイデアが生まれ、いかなる道具よりもナレッジ・マネジメントを促進するという・・・」 という 御立尚資氏の講演が紹介されています。

 

話し合い.png このあたりに、中小企業が新しいアイデアを発想し、新製品につなげ、新しい事業の道を拓いていくためのヒントがあるのではないでしょうか。 そして、だからこそ、同業の友人の 『井戸端会議』をはじめましょう。もちろん、井戸端会議は立ち上げるようなものではなく、なんとなく人が集まって、自然と場が生まれ、ワイガヤになってしまうものでしょう。気負わずに。 続けることもあまり意識せずに。

 

 山寺宏一さんのFM番組 "Keep on Smiling" で、ゲストの山本邦山さんが紹介されていた言葉です。

           「声無きものを聴き、形無きものを観よ」

 山本邦山さんは「無いものをあるように表現することを信念として音楽をやっている」とおっしゃっていました。 

 深い意味を理解できていませんが、コンサルタントのありたい姿に通ずるもの感じます。

山本邦山.png

 日曜の朝、ウォーキングしながらこの番組を聴いています。 出演された方が最後に字を書かれ、それが番組のホームページに掲載されています。 

http://fmosaka.net/smile/guest_book/index.html

 

ご参考までに、《故事・ことわざ・四字熟語》 辞典の解説を書いておきます。

http://thu.sakura.ne.jp/others/proverb/data/ko.htm

声なきに聴き形なきに視る(こえなきにききかたちなきにみる)

『子は、親がそばにいなくても何を言おうとしているかを察し、親の姿をいつも心に描いていなければならない。親が言葉や行動に表さないうちにその気持ちを汲み取り、孝養をつくべきだということ』

P1020221.JPG ちょうど一週間前、 「携帯型ホワイトボード」 を紹介しました。 役に立ちそうなものを見つけると、ほかの人に紹介したくなる悪い(ほんとうは"良い")癖があり、ブログで紹介した事例企業とは別の会社に持っていって、見てもらいました。

 すると、 「周年記念の品物を探していました。  ゴルフボールを配ったりすることもあるのだが、もっと面白いものがないかと思っていたところです。 10冊ほどいただいて検討したい」 という嬉しいコメントをいただきました。 品物に興味を持ってもらったことがとても嬉しかったということです。

 もちろん、この製品の生まれたいきさつを説明し、 「皆さんのところでも、お客様からいただいた引き合いをし処理するだけ、そのままお蔵入りしていませんか? 意識して、引き合いのなかのキラット光るものを見つけてくださいね」 と伝えました。

 

 

 この携帯型ホワイトボード、多くの人が発想したと想像されますが、携帯型のスクリーンとしても活用できそうです。 コンサルティグで企業を訪問するとき、プロジェクターを持参します。 数人の事業所ではプロジェクターを持っていないところが多いです。 現場調査で撮影した写真を見てもらいながら、改善のポイントを説明するのは、改善の動機付けにとても大切です。

 プロジェクターは持っていくのですが、スクリーンはがさばるので持っていきません。 事務所の壁を使ったり、カレンダーの裏を代用したりしています。

 携帯型スクリーンを立たせ、スクリーンとして使えるか試してみました。それが、右側の写真です。

 私が使っているのはカシオのLEDプロジェクターです。スイッチをいれるとほんの少しに時間で写すことができます。待っている時間は20秒ほどでしょうか。 待たされる感はほとんどありません。

P1020218編集.jpg 2000lmの明るさですので、小さなスクリーンに投影すると明るすぎますので、もう少し小型のプロジェクターに向いています。 最近、スマートフォン用ということで、数十~数百lmの 非常に小型のプロジェクターが上市されてきていますが、たぶんそういうプロジェクターにはもってこいなのではと推測します。

折り曲げるとA4サイズですので、持ち運ぶのに苦労はありません。 立てるための工夫は必要ですが、使う人が知恵を働かせたら、数百円の投資で立てることは可能です。

 

 

新HP 入り口.png しばらく前から、セレンディピティ、アブダクション、発想法・・・・・といったことを、追いかけています。発想法は4年ほど前に一度勉強し、今、セレンディピティつながりで復習しています。

 20世紀末の30年+21世紀の10年間(私の会社員人生はちょうどその時期と重なります)、ものづくり企業の多くは、品質改善とコストダウン・ムダ排除に明け暮れて生き延びてきました。 そのこと自体を否定するつもりはありません。 QCとコストダウンの活動が企業の現場力を高め、それが競争を優位に進め、利益を生み出してきたことは事実ですし、QCDを改善していく現場力が、これからも「ものづくり企業」の基盤であることはかわりません。

 これまでの50年、右肩上がりの経済環境だったので、QCDというわかりやすい尺度での競争戦略が有効だったのではないかと思います。 今、市場(内需)が縮小し、さらに、さまざまな製品があっという間にコモディティ化しています。 需要の多くは、海外から入ってくる機能価値製品で十分に満たされてしまうようになってしまいました。 単純な競争戦略では売上を確保することが難しい時代に入っているといえます。

 中小企業を支援する中で、やる気のある企業であればこそ、「新しい道を拓かねばならない」のではないかという思いを強くしています。 今あるものの改善に使う力の一部を、「新しい道」を拓くことにまわして欲しいのです。

 では、どうしたらいいか? 

 MOT、ブルーオーシャン戦略・ホワイトスペース戦略などのイノベーション論、ものづくり論、価値づくりなど、さまざまな見方、視点、モデルが提案されています。 3Mのポストイットやスティーブ・ジョブスさんの一連の新製品・新事業、インドのタタ自動車の事例などを材料に、事業のフレームやマネジメントのあり方がわかり安く分析され、理論的な整理も行われています。 しかし、「どんな風にしたらアイデアを発想できるのか」、「そんなビジネスアイデア、新製品のアイデアはどうしたら生まれるか」ということを腑に落ちるレベルで語ってくれてはいません。 「アイデアが生まれました。そして、・・・・」という形での説明が多いように感じます。

  『新たな製品』 『新たな事業』 そのものを見つけ出す、生み出す方法、これが肝心なところです。

 そんなとき出会ったのが、セレンディピティだし、アブダクションでした。 セレンディピティと出会ったこと自体がセレンディピティだと思っています。 これから、何回かにわたって、セレンディピティにつながる何冊かの書籍で発見した「新しい道を拓くためのヒント」を紹介していきます。

 

原価把握とコストダウンセミナー①.png 現場の長、リーダー層のコスト改善力強化を狙いとして、『原価把握とコストダウン活動』セミナーが2012年3月2日(金)、3月16日(金)の2日間にわたって開催されます。 機会がありまして本セミナーの講師を拝命しましたので、ご紹介させていただきます。

 これまで兵庫県内を中心にコンサルティング・セミナー活動に取り組んできました。今回はじめて大阪でセミナーを開催させていただきます。よろしくお願いします。

 

 「原価」は誰のためのものかでしょうか? 皆さんはどのようにお考えになっているでしょう。

 経営者が経営判断のために使う。経理が決算書をつくるために使う。設計技術者がお客様のコスト要求をみたせているか評価するために使う。営業が見積りを設定するために使うなど、さまざまな場面で原価・コストが顔を出します。

 それぞれ大切ですが、もっとも重要で、基本的なのは、現場での管理と改善のために使う「原価」です。

※ここで現場とは、製造はもちろん、設計、購買、品質管理、物流などを含めた「ものづくり」にかかわるすべての「場」のことをいいます。

 

 材料・手間・もろもろの品物・設備・資材を使って製品をつくり、顧客価値を創造し、利益を生み出す。これは製造業の基本的な役割、存在目的です。そして、獲得した利益を新製品開発や製造技術、製品技術のレベルアップのために再投資する、そんなスパイラルアップサイクルを回していくことが企業の成長には不可欠です。

 これら一連の活動を進めるのは、現場の力といっても過言ではありません。 企業が生き残り、成長していくには、現場の力、とりわけ「コスト改善力」を強化することがとても重要です。

 今回のセミナーでは、現場が、現場のため、ものづくりのために使う「原価」にスポットをあてて、具体的にどのように取り組んだらコスト改善力がつくのかといったことを、受講者と一緒に考え、研究していきます。

 受講者に 「なるほど! そういうことか!! やってみよう!!!」 という気持ちになってもらえるように、原価把握から、コストダウンの手法、活動の進め方まで、総合的なプログラムを用意しています。

 

 多くの方の参加を期待しています。

 詳しくは、(社)大阪工業協会にお問い合わせください。 ホームページはこちらです。

 パンフレットコピーを「元気カンパニー仕事研究所」ホームページに掲載しています。カリキュラムの内容等が丁寧に説明されています。参考にしてください。こちらです。

 

大阪府工業協会HPこぴー.png

 

img03[1].jpg製品、材料、金型などをパレットに載せて床置き。

面積はとるし、他の作業の邪魔になるしということで、製造業、特に素形材、金属加工の工場に古くからあるこまった問題です。

改善しなければと思いつつ、そのままにしているという事業所は多いのではないでしょうか。

そんな課題を解決する面白い道具があります。ある会社が 「タワーパレット」 という名前で、商品化しました。

構造はいたって簡単です。鉄材を加工できる会社なら、すぐに真似できるのではないでしょうか。

しかし、紺屋の白袴。

自社の工程改善のために、こういった道具をつくる時P1020208.JPG間を確保するのは難しいものです。

1台2万円からとのこと。高いものではありません。

しばらく前まで、これをつくった会社で、あまり効果的に活用されていませんでしたので、 「アイデアは良いが、本当に使い物になるの?」 という思いがありました。

最近、この会社の3S(整理、整頓、清掃)が着実に進歩し、工場内にスペースが生まれてきました。そして、タワーパレットが活きてきました。実際に使っている様子を見ると、確かに良さがよくわかります。

「こんなものが欲しかった」といっても、自宅で使えるものではありません。事業所、工場で使うものです。

「こんなものが欲しいのではないか」 という問いかけをさせていただきました。

 

この製品をつくった会社の社名、アドレスは下記の通りです。

会社名: 有限会社 山秀工業所

アドレス:http://www.yamahide-inc.com/

      http://www.yamahide-inc.com/news/news2010/11/55.html

 

今日、ウォーキングしていて、HOTMOTの新しい店をみつけました。

姫路駅の南、ビジネスホテルが何軒か並んでいる地域に立地しています。  

この店の立地を活かすとすると、どんな商品を置いたらいいだろうか。

SH360337.JPG

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皆さんなら、どのようなアイデアを発想されるでしょうか?

  ホットモットの事業主体、株式会社プレナスがどのよな戦略を練っているかを、問うているのではありません。

 

もっと自由に、「こんなものを、お店においてくれたら、買うんだけどな!!!」 と思ってしまうものは、何かということです。

 

正解はない問いかけです。

※実は、診断士仲間とある事業企画を検討中です。その企画を考えながら歩いていて、この店に出くわした訳です。ミニ・セレンディピティかなと思っています。

 

 

 

SH360316.JPG 新しい製品・サービス、新しい事業の種を探すことは、経営者にとって、またその経営者を支援するコンサルタントにとって、とても大事な仕事です。しかし、なかなか難しい。難しいからこそ、アイデアを生み出す発想の仕方を編み出したい。

 そこで、日々の生活の中で、また町で歩いているとき気づいた 「未解決のジョブ」 、本やネットを見ていて浮かんだ 「アイデア」 など、記録しておこうと思い立ちました。もちろん、素人である私が気づいたものですので、すでに、世の中には解決策があるかもしれません。しかし、現実私が見たのですから、未解決な状態も残っているということです。ビジネスチャンスはあるといえます。

※「未解決のジョブ」 とは マーク・ジョンソンさんの書かれた 「ホワイトスペース戦略」 にある概念です。「顧客が抱えた重要な問題・課題」のことです。

 このブログをご覧の方が、 「未解決のジョブ」 の解決策を思いついたら、ご自由に事業化してください。

 金出武雄さんの書かれた 『素人のように考え、玄人として実行する』 を読んだおかげで、気づきやアイデアを気楽に公開する気になりました。 

SH360317.JPG 先日、妻と回転寿司店に入りました。そこで、みつけた「未解決のジョブ」です。

 人は歳をとると、手や指の力が衰えてきます。回転寿司屋で、お茶をつくるのが大変なのです。写真にある押しボタン、かなり重く(固く)、手がすべることもあります。

 今回の未解決のジョブは 『年寄りに優しいお湯の注ぎ法』 です。 ほんの少しの工夫で、年寄りから感謝される新製品を生むことができるはずです。

 この店で、工場での改善のヒントを見つけました。右の写真です。妻から、 「このような形だと醤油が垂れにくい」 と聞きました。

 工場の中で使う機械油、薬剤などの容器にこの蛇行した口を真似れば、液垂れを減らすことが可能ではないでしょうか。

 

 

 

 ホワイトスペース戦略にしても、ブルーオーシャン戦略にしても、また、価値づくり経営にしても、それに出会ったときに 「こんなものが欲しかった!!!」 とはじめて気づくような 「もの」 「サービス」 を創造することが、すべてのスタートだと思います。

 それをどうやって創造するか? たいへん難しいテーマです。 セレンディピティ、アブダクション、ブレインストーミング、シネティックス、NM法・・・・・だからこそ、たくさんの考え方、方法論が提案されてきています。

 方法論も大切ですが、まずは、身近なところから、「出会って気づく 『こんなものが欲しかった!!!』 」という事例を集めて、ながめてみようかと思い立ちました。書籍やテレビで出会ったものも紹介します。

 第1回目は、携帯型ホワイトボードです。商品名ではありません。機能からつけた一般名です。

P1020216.JPG  つくりはいたってシンプルです。写真をみてもらえば、説明はいらないでしょう。

 ビニール製のA4サイズの板2枚をつないで、その上にホワイトボード用のシートを貼っただけのものです。

※ネットで探すと類似のものがありますが、それに比べても、もっとも単純な構造です。

 別の支援先に持っていって、使ってもらいました。

 立ち上がり、ホワイトボードのところまで移動して、何かを書くのではなく、その場で、議論しながら絵や字を書けるわけで、とても便利そうに、楽しそうにミーティング P1020212圧縮編集.pngしていました。

 大きな字を書き、その場で、メンバーと内容を共有する。どうも、この道具にはミーティングの質を変えるポテンシャルがありそうです。

 中小企業を支援する私としては、ミーティグやミニ研修会などさまざまな場で活用開始しました。 「コンサルタントの7つ道具」に認定です。

 この製品、携帯型のプロジェクター用小型スクリーンに、展開できる可能性があります。

 それは次回、ご紹介します。

 

 この製品をつくった会社の社名、アドレスは下記の通りです。

 株式会社 岡村  http://www.kobe-okamura.co.jp/

  ※マーカー、イレーサーは百円均一の店で購入しました。

P1020222.JPG

 

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