2011年11月アーカイブ

img_1070.png ひょうごチャレンジプロジェクト運営委員会事務局から、募集チラシが送付されてきました。案内文には以下のように記されています。

 ・・・"中小企業支援ネットひょうご"では、創業・第二創業、経営革新に取り組む方々を支援するため、『ひょうごチャレンジプロジェクト』を実施しております。このプロジェクトは、年2回、ビジネスプランを公募し、選考によりマーケットでの発表機会を提供するとともに、「チャレンジ企業」に認定して各種の支援を行うもので、このほど今年度後期のビジネスプランの募集を始めました。・・・創業・第二創業、経営革新に取り組まれる方に、応募をお勧めくだい・・・

 

 2011年前期には、私が、訪問し、お話をしたことのある複数の会社が認定されています。それぞれ、他にないワクワクするようなユニーク技術で事業を育てています。いまはまだコンパクトな会社ですが、着実に成長するのは確実ですし、もしかすると急成長してしまうのではと、ハラハラドキドキしながらWATCHしています。

 ※これらの会社は、神戸市産業振興財団のKOBEドリームキャッチプロジェクトでも認定されています。

  対象分野は下表の7分野です。かなり幅広いです。

 

img_1071.png  企業にとって、「成長したいと考え」「成長する種をつくり」「成長の種を育て」「成長し続ける」ことはとても大切です。とくに、中小企業にとって、成長に取り組もうとする姿勢、エネルギーが「存在の証」なのではないかと思っています。

 大人がよく、「子供からエネルギーをもらった」といいますが、従業員はもちろん、その会社のまわりの企業、関係者は成長しようとしている企業から、元気・やる気のエネルギーをもらっています。コンサルタントである私も、こんな企業と接点をもたせてもらうことで、モチベーションを高めています。

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 一度、ひょうごチャレンジブロジェクトのホームページをのぞいてみてください。

 認定企業の記事を読んでいただくと、何かヒントが得られるはずです。

 ドリームキャッチプロジェクトも成長したい企業にとって役立つ支援です。こちらものぞいてみてください。

 

img_1068.png 中小製造業をつつむ市場環境はますます厳しくなっています。仕事を確保すること自体が難しくなり、たとえ、仕事を確保できたとしても発注元の値下げ要求がきつく、利益がでないどころでなく、赤字覚悟で受注せざるを得なくなっている企業が多いのではないでしょうか。

 コンサルタントの仕事を積み上げるなかで、中小製造業が生き残るには、現場改善のレベルを超えた、革新的な製品づくりや事業(ビジネス、商売)の革新が必要だという思いが強くなってきています。5Sや日常的な改善、ムダ取りももちろん大切ですが、ものづくりの基盤を強くすると同時に、新製品・新事業を意図的に、目的的に創造していくことが本当に重要になってきました。

 新製品・新事業を創造するには、どのように取り組んだらいいのでしょうか。「こうやれば簡単、確実に創造できます」という玉手箱のようなものはありません。しかし、革新のための「道しるべ(道標:物事の順序を教えて手引きの役をするすること、もの)」として頼れる本はあります。そのひとつが、ホワイトスペース戦略です。著者はマーク・ジョンソンさん。

 序文(A・G・ラフリー氏 P&G前会長兼CEO)にこの本のポイントが書かれている。

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 ・・・本書『ホワイトスペース戦略』でジョンソンは、ビジネスモデル・イノベーションが力強い成長の起爆剤になることを説得力豊かに論じている。ビジネスモデルにイノベーションを起こせば、既存の市場を変革し、あるいは新しい市場をつくり出すことを通じて、ホワイトスペース――既存のビジネスモデルの対象外の領域――に進出し、成長の扉を開ける場合があるのだ。

 本書の大きな意義は、ビジネスモデルの構成要素を明らかにするという非常に困難な課題を成し遂げたことにある。ジョンソンはさまざまな業界に関する入念な研究を土台に、ビジネスモデルの「四つの箱」と名づけた強力な枠組みを打ち出した・・・。

 変革を成し遂げるためにはまず、自分たちが現在おこなっているビジネスの性格を正しく把握する必要がある。顧客価値提案、利益方程式、主要経営資源、主要業務プロセスの「四つの箱」の枠組みに沿って検討すれば、既存のビジネスモデルを成功させている要素が明確に理解できるはずだ。新しいビジネスチャンスを活用するうえで、既存のビジネスのどの要素を変更すべきかも見えてくるだろう・・・

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img_1069.png このブログ記事の表題「今の事業の仕組みを見える化し、新しい事業を設計し、試行錯誤する」はホワイトスペース戦略に示されていることを参考に、私なりに整理した「新事業創造の取り組み」の要点である。

 ※「試行錯誤」は「戦略クラフティング」から取り入れた。

 

 革新の道しるべとなるものとして、『価値づくりの経営の論理』(著者 岡健太郎 日本経済新聞出版社)もあげられます。次の機会に紹介します。

 

 

img_1066.png 『現場力』という言葉が世の中に広まって久しいです。 

 中小製造製造業が事業を継続し、成長し続ける力の源はこの『現場力』にあります。

 『現場力』のことを、遠藤功さんはこのように書かれています。「企業のオペレーションには、戦略を軌道修正しながら遂行する『組織能力』が内包されている。現場で起きる様々な問題点を能動的に発見し、解決する。その力こそが『現場力』である」(『現場力を鍛える』 東洋経済新聞社)。

 中沢孝夫さんは「(中小企業の場合の)『現場力』というのは、新しい素材や新しい形状のなどを頼まれたり、従来にない機能や能力を持つ『部品』や『装置』の設計・製造を受注したりする『力』のことである」(『すごい製造業』 朝日新書)と書かれている。img_1067.png

 こんな『現場力』を高めるにはどうするか。そのためには、日々現場に起こる問題の解決に、現場マン・現場ウーマンが体と頭を使って取り組み、実践の中から暗黙知を蓄積していくことが大切です。もちろん、無手勝流でよいはずはありません。実態を見える化し、核心のことがらをつかまなければなりません。

 中小製造業の現場リーダー、監督者、現場マンの皆さんの問題解決力アップのためのセミナーが開催されます。2009年にスタートし今回で7回目の開催になります。

《開催月日》 2011年11月16~17日(2日間)

《開催場所》 ポリテク兵庫

《詳   細》 こちらを参照願います

 

問題解決のキーポイントは「実態に基づいて考え、核心をつかむ」ことです。

そのためのQC7つ道具、新QC7つ道具です。ワクワクするような発見の喜びを味わっていただくことを期待しています。

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