2011年4月アーカイブ

 研究開発マネジメントの狙いは

 ①「製品(プロジェクト)を狙い通りの品質(Q)に、納期通り(D)に完成させる」=ビジネスの成功

 ②「一人ひとりの技術者が成長する」=個人の成長

の二つです。管理資料をつくることが目的ではないのですが、気がつくとそうなっていることが多い。

 

 開発マネジメントは4つに大別できます。

 こういう整理も今までしたことがなかったのではないでしょうか。

 ●プロジェクトマネジメント:

   プロジェクトを狙い通りの品質(Q)、コスト(C)で、納期通り(D)に完成するためのもの。

 ●セルフマネジメト:

   技術者の基本。一人ひとりが確実に納期通り仕上げ、同時に仕事を通じて技術者として成長する。

   間違っても「一匹狼で仕事をしていればいい」ということではない。

 ●チームマネジメント:

   実務の関係者、開発を進める上での知恵を持っている人を事前に巻き込み、手戻りがないようにする。

   同じチームで力を合わせて若手の育成と負荷の平準化を同時に行えるようにする。

   ここには必ずチームリーダーが存在し、チームリーダーの役割や動き方が、チームを大きく左右する。

 ●役職者マネジメント:

   チームとプロジェクトの環境づくりといってもよい。

   開発方針がぶれたり、途中で顧客から大幅仕様変更があったりするのは、役職者が一枚岩になっていなかったり、

   初期の役職者の顧客仕様のさばきが悪かったりするせいである。

出典:OPTRONICS(2002) No.1~No.5 特集記事『間違いだらけ!?の研究開発マネジメント』(JMAC 中村素子さん 著)より

 技術の仕事の特性をあげると、

◇開発ステップは類似していても同じものを作ることはありえない。非定型の業務で、繰り返し性が少ない。したがって「前のトラブルは役に立たない」「やってみないとわからない」といわれている。

◇新規開発には、新規性の高い技術課題を含んでいる。「あいまいで見えない技術課題」といってよい。

◇CADに向かって設計しているときは、技術検討という思考業務と、図面を描くという作業を同時に行っている。そのような中では「何を考えているのか見えない」「わかってもらえない」ということが起こる。

◇あるときは客先で打合せをし、設計や、手配業務もする。また、試作時は、実作業の手伝いもする。ある意味で、非常に広い範囲の「何でも屋」で、「仕事量なんてわからない」という声が多い。

◇技術部門はメーカーの頭脳である。現場のトラブル、顧客からの相談、クレーム、トップからの新戦略のアイデア相談等さまざまなことが飛び込んでくる。それはいつも、突発的であり、多くの場合、最優先で処理しなければならない。この突発は読めないから、「突発業務は管理外」となる。

◇このような特性があることから、「開発部門のマネジメントは不可能である。開発部門は、創造性を発揮させるために、できるだけ自由にさせるのがよい」ということになりがちだ。こうなると、開発部門は機能しなくなる。

 

 では、そうするか。技術KI計画ではこんな風に取り組みます。

技術KI性向のカギ.png

★☆★ 改革のカギ=キーワード

  ◎事前課題発掘型計画=見える計画

  ◎課題発掘型ミーティング=ワイガヤミーティング

  ◎マネジメントのやり方学習・成長⇒マネジメントスタイル変革

出典:OPTRONICS(2002) No.1~No.5 特集記事『間違いだらけ!?の研究開発マネジメント』(JMAC 中村素子さん 著)より

P1010242②.jpg 今日、新長田の「神戸みなと屋」に立ち寄りました。そこで『こだわりの逸品』と呼ぶにふさわしいおかきを発見しました。

 1枚200円のおかきです。商品名は『青海苔昆布おかき』。

 ケーキや生菓子も高級店では400円を超えることも多いこのごろ、「おいしい、高級おかきがあってもいいのでは!」と思っていた矢先の出会いです。おかき好きの妻の影響で、最近はおかきをお土産にすることも増えました。

 家に持ち帰り、妻と味見してみました。ほんのりとした海苔の香り、昆布のうまみ、カリッという歯ごたえ。なかなかよくできたおかきでした。

 お店の方に聞いたところ、少し前に胡麻を使った200円おかきを発売し、好評だったとのことでした。青海苔昆布おかきは第2弾です。「次には、醤油味のおかきもお願いします」と伝えて、店をでました。

 「こだわりの逸品」を見つけたら、また書かせていただきます。

 

 

 

P1010248②.jpg P1010251②.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうそう、もうひとつ、こだわりの逸品を紹介します。以前から、ブログを立ち上げたら是非紹介したいと考えていたものです。しばらく前、有馬温泉に行ったとき発見しました。

 カフェドボウの『丹波黒豆タルト』と、パン・ド・ボウの『山椒ラスク』です。

 知人に書き送った『丹波黒豆タルト』の食後感(妻の感想)を転載します。私の感想も同じです。

 「すごく美味しい。タルト生地とスポンジ部分と黒豆のやわらかさが同じで、一体感というのか、ハーモニーというのか、大変に良くまとまってます。最初クリームの味を感じるのですが、そのあと、お砂糖のやさしい甘さが出てきて、ちょっと和菓子のような風味も感じます。東京のペルティエ(Peltier)というお菓子屋さんの焼き菓子の品のある砂糖の甘みに似ています。和三盆を使っているのでは?」

 『山椒ラスク』は、とても個性的。お酒のおともピッタリ。刺激的な美味しさ。はじめての味覚です。まさに、こだわりの逸品。右下の写真、このお菓子が発売されてすぐのころのものです。他の方の書いたブログの写真をみると、今はもうすこしスッキリした形になっているようです。

黒豆のパンもとても美味しかったです。

 

IMG_6610①.jpg IMG_7846①.JPG

 ☆☆☆ 2005年8月9日作成の説明資料から ☆☆☆

 技術KI計画関係の書籍、パンフレット等から、この活動の「キーワード」または「切り口(着眼)」に関する文章・説明のための図表を抜書きしてみます。雰囲気だけでも感じていただきたい。かなり散文的で、切り張り情報ですが、ご容赦願います。

まず、「今をどうとらえるか」

 何かの体質改善の行動をとるためには、まず、今困っていること、「まずい」と感じていること、「今のままでは、これからやっていけない」ということをきちんと把握することが不可欠です。

 「病気にかかってしまった!」「どうも体質が弱いなあ」「今のままでは夏を乗り切れない」といった認識を持たなければ、医者にもかかれないし、ジムに通う気にもなりません。2つの文章を紹介します。

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 生産現場や工場間接部門では、QCDに関する要求が一段と厳しくなり、業務複雑化や作業負荷の増大が一層進んでいる。

 その結果、その場しのぎの対策に追われて本質的な課題解決には手が打てず、またメンバー間・階層間のコミュニケーションも滞って、組織の活性化が低下する例が頻発してきている。

◎「工場管理」2003年4月号 特集記事「KIプログラムによる工場スタッフ活性化作戦」から

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 各社とも、制度としては、デザインレビューをおこなっているし、さまざまな委員会、改善活動もおこなっている。最近ではステージゲートで、テーマ評価の精度を工場させようという動きもある。

 一方で、技術者の日常は、日々ドタバタしていて、納期遅れも慢性化していて、成長感もない。こんななかで、研究開発マネジメントって何? という疑問が湧いてくる。

◎「OPTRONICS」 2002年 No.1~No.5 特集「間違いだらけ!?の研究開発マネジメント ―研究開発成功の条件―  [JMAC 中村さん]

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 こういうことは確かにあるでしょう。

悪魔のサイクル.jpg もちろん、別の切り口からの現状認識もあるとは思いますが。

 ◆その場しのぎの対策

 ◆日々トタバタ

 ◆納期遅れ慢性化

 ◆コミュニケーションの滞り

   ◆生産性低下

   ◆成長感喪失

 ◆マネジメントへの不信感

 この種の記事を読んで感じるのは、レベルの違いはあるのでしょうが、どこの会社も同じようなことで苦労している子ということです。こういった現実の中で活動している人の声を集めました。

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【トップの声】

 「技術部は人が足りないといつも言っている。砂地に水をまいているようだ。そのくせして、新製品はなかなか出てこない」

【部長の声】

 「トラブルのフォローと、客先に謝りにいく日々。部門目標は、どこまで達成できるのか。危機感がしたから感じられない」

【課長の声】

 「マネジメントといわれても、先輩のやり方を継承、あるいは、反面教師でやっているだけ。課長研修はあったが、今の現実の仕事のマネジメントとは別物」

【リーダーの声】

 「とにかく忙しくて、何をやったのかわからないうちに一日が終わる。仕事の出来る部下は数人で、あとは細かく指示をださないといけない。細かく言うと、いやな顔をするし、任せるとトラブルを出す」

【担当者の声】

 「リーダーが忙しそうで聞きづらい。自分なりにやってみるが、手戻りになってしまう。本当は、もう少しチャレンジャブルな開発をやりたいのだが、何年も技術部にいるが、同じような仕事をしていて、あまり成長しているような気がしない」

◎「OPTRONICS」 2002年 No.1~No.5 特集「間違いだらけ!?の研究開発マネジメント ―研究開発成功の条件―

[JMAC 中村さん]

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 こういった現場の声、愚痴の類ということで、処理されず、放置されてきたのが現実ではないでしょうか。多くの会社が同じような状況と見てよいようです。

 技術KI計画は、今まで放置されてきたこれらの(「こんなことは当然のことで、何とか乗り越えるものだ」ということで、「問題」扱いもされていなかった)問題に、正面から取り組む活動とみました。

 いろいろな考え方ができますが、私はこう考えます。

 「今、ここの状態は多くの会社と同じ。そんなに卑下することはない。しかし、これに正面から取り組む会社には負けてしまうだろう。良いやり方は素直に取り入れなければならない」

 

※「悪魔のサイクル」のイラストの出典は、「技術者の知的生産性向上」(岡田幹雄著)です。

 皆さまは『技術KI計画』または『KI計画』という言葉をご存知でしょうか?

 私の会社員時代最後の大きな仕事が所属していた事業所に技術KI計画を導入することでした。

 当時、まわりにいる新製品開発担当技術者は本当に熱心に取り組んでいるのですが、期待する成果になかなかたどり着けませんでした。そして、技術者の疲れきっている様子に心が痛みました。「なんとかしなければ・・・・」という思いから、新製品開発の進め方を改善・革新する方法論について書籍やインターネットから情報を収集しました。

img_1032②.png このとき発見したのが『技術者の知的生産性向上』(岡田幹雄 著)。この本を教えてくれたのは、「 『情報と中小企業』メールニュースNo.028 」というメルマガでした。早速この本を購入し、読みました。

 「これだ!」「開発を変え、技術者を元気にできるのはこれだ!!!」と興奮したことを覚えています。

 もう少し調べてみようということで、TPMの導入時にお世話になったJIPMソリューション関西オフィスの岡村所長に紹介してもらい、技術KI計画のコンサルティングを行っているJMACの佐藤本部長とコンタクトしました。そして、導入事例の情報を収集したり、また、技術KI計画のことを書いたCompassというメルマガのバックナンバーを集めたりと、さらに調査を進めました。

 過去、いろいろな体質改善活動を事業所に導入してきましたが、技術部門、特に研究開発部門は「のりが悪い」ことが多かったので、果たして「その気になるかな?」と心配しました。しかし、勝手連スタイルで事業所内の普及啓蒙活動をスタートしたところ、賛同してくれる管理者、開発担当者が出てきてくれたのです。

 「これは会社に導入できる。導入しなければならない。副作用は少ない。開発の連中も理解してくれている」と自信を深めました。

 このときに、自宅で作成した普及啓蒙用の資料を、次回から何回かに分けてご紹介します。

 技術KI計画の独特の用語をあまり使わず説明していますので、技術KI計画がはじめての方にもなじみやすいはずです。この情報が皆さんのお役に立てることを祈っています。

 

この本はこんな書き出したではじまります。img_1020②.png

《まえがき》

 マネジメントの方法が氾濫している。氾濫していること自体に問題はない。問題なのは、新しい方法を追い求める企業や人の姿が、インスタント食品で食卓を飾る主婦の姿にどこか似ていることである。できあいの完成品を求めることに急で、やり方を自力で開発する能力を衰退させてしまっているのではないだろうか。

 手本にたよることをやめて、「自前のやり方」を開発する、それがたくましく自立する人や集団のあるべき姿であろう。コンサルタント会社の提供する既製品にいつまでもたよるのではなく、自前の「やり方開発能力」を育て身につける必要がある。  (中略)

 私たちは仕事に生きがいを感じたいと願っている。むろん仕事だけが生きがいの場ではない。家庭もいきがいの場だし、ゴルフやマージャンにも生きがいはあるだろう。しかし「仕事に生きがいを感じられない人の家庭生活や遊び生活が、生きがいに満ち満ちている」とは信じられない。やはり私たちは仕事に生きがいを見出せるほうが幸せだ。

 仕事の中の生きがいとは、仕事に感じる面白味と充実感ということだが、その面白味・充実感は、「自分の仕事の中で自分なりの発見をしたときの感動である」と"発見"したことが仕事研究集団マネジメントの基礎となった。

《仕事の中心を「研究的活動」におく》

マネジメントの中心を「研究」におく

 小学校の理科の実験で、カエルの腹をさく。脚の筋肉をむき出しにする。筋肉に電流を流す。いまはどうか知らないが、われわれの世代では、カエルの解剖は少年の日の共通の、衝撃の思い出である。

 大きな研究組織が通信衛星をつかった高速伝送の研究をするのも、小ぶりの研究室でひっそりニンジンの細胞融合の実験をするのも、本質的手にはカエルの研究と変わりはない。

 研究とは、なんとかしたいことがあって、 

   イ)調べて、

   ロ)重要なポイント(仮説)を見つけて、

   ハ)仮説を実験してみて、

   ニ)最後に対策を立てる(理論の完成)

という一連のプロセスをふめばよいのである。(中略)

 疑問をもつ。事実から考える。ためしてみる。こうした人類数十万年の営みの原理を、いまわれわれはマネジメントの中心思想にしようと試みているのである。(中略)

 「研究」は科学的な合理的行為である。その科学的・合理的行為を日常の仕事にもちこむことで、おもしろいはずのなかった「仕事」の中に本源的なおもしろさがあることが見えてくる。これが、現在のわれわれの仮説である。

 

img_1007②.png  この本はこんな書き出すではじまります。

《はじめに》

 おもしろいはずのない仕事というものを、おもしろいものに転換する方法があったらどんなによいだろう。

 むろん、ここでいうおもしろさは漫才のおもしろさとは違う。仕事への興味とか、達成感とか、自分が主役だという感じとか、なにかそのような種類の「真剣なおもしろさ」ということである。

 もし仕事を、「与えられたとおりに機械的に」ではなく、「自分なりのやり方を開発して創造的に」行えるなら、私たちは仕事に「真剣なおもしろさ」を感じることができるに違いない。ではどうしたら「仕事のやり方」を開発できるのか。その方法を提供することがこの本の目的である。

 仕事のやり方を開発するのだから、個人にとってもおもしろいのだが、業績が上がるという、企業にとってうれしい結果もでる。

 こうした「やり方開発」をもつ人々が、個々バラバラにではなく、仲間どうして力を合わせるならば、人は自分の力で自分の職場を「生きる喜びの場」にすることができる。

《第1章 仕事のすすめ方の基本を「研究」に置く》

発見の喜びが人を変える

 実態に基づいて仕事を考えることの功徳は、仕事の中に自分なりの発見ができることである。躍り上がって喜ぶか、胸のうちで小さく「やった」とつぶやくかはともかく、新しい発見をすることは発見者にとっての純粋な喜びである。

 もし日常の仕事が発見の喜びで埋まるとしたら、必ずしも好きでやっているとはかぎらない仕事を、おもしろくて仕方のないものに変えることができる。

 もしそのような仕事遂行を職場の仲間と力をあわせてやれるとしたら、職場の人間関係はまったく新しい関係になる。

 

※本の紹介が目的なので、要約も試みたのですが、中身が濃く、まとめきれませんでした。 そこで、本の雰囲気を表す部分の抜書きしました。 

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 2冊とも、伊桜淑親氏の著書。前者の出版年は昭和61年(1986年)、後者は昭和63年(1988年)です。私が以前勤めていた会社では、この本が出版された頃、伊桜先生に支援をいただき「いきいきサークル」という小集団活動に数年間取り組みました。

 退職する少し前(2007年頃)、この活動の経験者から思い出話を聞きました。多くの人が、「会社ではいろいろな改善活動、小集団活動をやってきたが、『いきいきサークル』は本当に良かった。格別の活動でした。イヤな思い出がありません」と語っていました。

 2冊の本は、人とチームに対する絶大な信頼、「発見」が人とチームを育てるという信念に基づいて書かれた、「小集団育成」と「マネジメント革新」を実現する実践の書です。この本は若干数の古本が流通しているだけです。とても残念です。

 ちなみに、私の事務所名の「仕事研究所」は、伊桜先生の「仕事研究」からとったものです。

 

姫路の桜です。

私のウォーキングコース、外堀川(三左衛門堀)の歩道で今朝撮影しました。携帯電話のカメラでの撮影ですので、画像は鮮明でありません。

姫路バイパスの下辺りから姫路駅のすぐ南の終点まで、車の通る道を渡るのは1箇所だけです。

         SH360156②.jpg

 

姫路市役所の辺りから北へ歩いていくと、桜を楽しむことができます。今朝、ちりはじめていました。

            SH360161.JPG 

 

《八重桜》  

姫路駅近くまでいくと、八重桜です。今年はまだつぼみです。

もう少しするとかなりの迫力で咲き誇ります。右の写真は昨年(4月28日)撮影したものです。

散るときの花びらの量がすごく、「壮観」という言葉がぴったりです。

SH360053.JPGSH360164②.jpg

 

 

《外堀川/三左衛門堀》

外堀川は三左衛門堀とも呼ばれています。三左衛門さんとは一体誰なのかということで、Wikipediaを読んでみました。

「三左衛門堀」の名は、姫路城を本格築城した池田輝政の異名に因むそうです。池田輝政さんが取り組んだ播磨灘と姫路城をつなぐ運河建設の跡が外堀川(三左衛門堀)とのこと。

三左衛門堀については、姫路フィルムコミッションの『姫路ロケ班案内』にも詳しく、説明されています。

姫路ロケ班案内には「お江さま」のことが書かれていました。うっかりしていましたが、姫路ゆかりの「千姫さま」のお母さんは「お江さま」なんですね。遠い存在だった千姫さまに少し近づけた感じがしています。

   ポリテク加古川地図.pngポリテク兵庫 在職者訓練コース「生産管理」

『製造現場における問題発見・改善の手法(QCの7つ道具と新QCの7つ道具)』

の開講が近づいてきました。    

 5月18日(水)、19日(木)の2日間、ポリテクセンター加古川(加古川市東神吉町)で開催されます。

 このコース、ポリテク兵庫(尼崎市武庫豊町)で平成21、22年の2年間、年間2回、計4回担当させていただきました。今年は、さらにポリテクセンター加古川の1回も加わり、計3回担当する予定です。

 兵庫県西部の企業の皆さまに参加していただきやすくなったのでうれしく思っています。そこで、今日はこのコースを担当して考えたこと、気づいたことなど書かせていただきます。

《『製造現場における問題発見・改善の手法』セミナーの紹介》

 このセミナーでは

1.問題発見と改善  (1)問題とは        (2)リーダーの役割    (3)問題解決のステップ

2.QC7つ道具     (1)QC7つ道具とは     (2)不良低減の進め方  (3)グラフ

               (4)特性要因図        (5)パレート図       (6)ヒストグラム

               (7)チェックシート       (8)管理図          (9)相関図

3.新QC7つ道具   (1)新QC7つ道具とは   (2)親和図法          (3)連関図法

               (4)系統図法         (5)マトリックス図法    (6)PDPC図法

               (7)アローダイアグラム

4.チームミーティング活性化のためのカードBS法

チーム研究②.jpgなどについて、練習問題を解いたり、チーム研究に取り組んでもらいながら体感、習得をしてもらいます。

 また、受講者の抱えている課題を受講者全員で共有し、それぞれの経験から相互に意見交換する時間をできるだけ取るようにしています。

 この時間が「役立った」という評価を多くの受講者からいただいています。

 

《QCのこと》

mark[1].gif 私が兵庫県にメイン工場をもつ中堅の電気部品・電機機器メーカーに就職したのは昭和51年(1976年)です。そこのころ、製造業各社はとても熱心に、QC活動に取り組んでいました。日科技連のセミナーに参加したり、QCサークル活動をしたり、QCサークルの社内大会を開催したり、大学の先生に指導を受けたりと、様々な活動を行っていました。また、お客さまからも厳しい指導を受けたことが思い出されます。品質管理活動を強力に推進していた大手OA機器メーカーがメインのお客さまでしたので、当然といえば当然でした。

※理系の大学院を修了したのですが、品質管理の授業を受けた記憶がありません。勤めていた会社では、監督者向けの通信教育修了が昇格の条件になっていましたので、数ヶ月間取り組みました。何度か締め切りギリギリで宿題を提出したことをうっすら覚えています。無事修了。品質管理の勉強のスタートはこの通信教育でした。

 社内での改善活動やお客さまからの厳しい指導に鍛えられることで、製造品質は着実に高まりましたし、現場をひっぱていく「問題解決力の高い」リーダー層も育っていきました。また、社内のQCサークル大会で現場の女性社員の発表に経営層が涙するような感動的な場面も生まれ、会社の一体化にも貢献したといえます。

 抜き取り検査の時代から全数検査の時代に移り、製造品質から設計品質に管理の重点が変わり、「発表のための発表」が増えるなどのマイナス面も目立つようになり、また、最近では雇用形態の多様化などが加わり、次第に活動が弱くなっていきました。他の製造業でも同様のことが起こっていたのでしょう、日本全体でブーム的な品質管理、QCサークル活動はおさまっていきました。

 

 ポリテクセンターでQC7つ道具・新QC7つ道具のセミナーを担当させていただき、QC手法をご存知ない、またはQC手法を使ったことがない、「品質のバラツキ」という言葉を聞いたことがないという方が多いことを知りました。

 QC手法ですべての問題を解決することは難しいですが、少なくとも「品質の維持・改善」には役に立つ手法だと信じています。また、最近よく話題に上がる「見える化」を進める上で不可欠な手法です。「品質を見える化する」QC7道具、「言語情報を見える化する」新QC7つ道具と位置づけられます。

 これらの手法を活用する現場マン、製造部門の管理・監督者が増えていくことを願っています。

 設備保全の重要性はますます高まっています。08_22.jpg

 お客様に満足していただける品質、原価、納期を実現するキーポイントのひとつは、設備の可動率100%の現場を実現することです。

コンサルタントになるまで31年間勤めた電機部品・電機機器メーカーでのラスト・ワークは、TPMの導入でした。

当時、現場マンの加工技能(職人技)に頼るところの多かったものづくりが、次第に機械化・自動化されていきました。手づくりから機械による製造に切り替えても、そうたやすく、生産が安定するものではありません。また、しばらく安定していても、そのうち設備が落ち着かなくなります。調べると設備の保全が足りないことがわかりました。

設備保全の力(常に設備可動率を100%に維持・改善する現場の力)を高めなければ、製品のQCD、ひいてはお客様の満足を確保できないという、極めて当たり前のことに "気づき" ました。

そこで、世の中の改善事例を調べ、TPM活動に出会い、そして、JIPMソリューションに指導(コンサルティング)を受けるという段取りをつけました。

入社3年目のトヨタ方式推進事務局にはじまり、5Sの推進、TQC・TQMのリニューアル、グループ企業を含めたトータルの環境マネジメントの立上げなどさまざまな体質改善活動に関わりました。いろいろと取り組んで上で、最後に「設備保全」を軸としたTPMの大切さを認識したわけです。そしてラストワークとして「TPM導入」を仕掛けさせてもらいました。

01_15.jpgTPMの重要な目的のひとつは「設備に強いオペレーターを育てる」ことです。日本の製造業の現場力をもう一度活性化するキーポイントがここにあると考えています。

今年、JIPMソリューションは関西地区でたくさんの無料または低価格セミナーを開催します。

中小製造業の経営者・管理者でまだ「TPM」、「設備保全活動」に取り組まれたことのない方は一度参加されたらどうでしょうか。決して損しないとはずです。

 

 

 1.中小製造業体質改善プログラム「C-TPM」講演会

  (1)開催年月  2011年6月8日(水)

  (2)会場     大阪リバーサイドホテル(大阪市都島区)

  (3)ねらい    中小企業向けに開発されたコンパクトなTPM活動=C-TPMによる課題解決 

            策を具体的な事例を交え提言

2.TPMニーズと導入のしかけ方セミナー

  (1)開催年月  2011年6月14日(火)

  (2)会場     大阪リバーサイドホテル(大阪市都島区)

  (3)受講対象  中国に進出している日本企業の経営幹部の方がた

3.特別講演会「現場の課題発見法」

  (1)開催年月  2011年7月7日(木)

  (2)会場     大阪リバーサイドホテル(大阪市都島区)

  (3)その他    パンレット未発行

4.特別講演会「食品・医薬品工場のTPM」

  (1)開催年月  2011年7月27日(木)

  (2)会場     未

  (3)ねらい    食品・医薬品工場特有の課題を、TPMを使って解決していくための考え方と

            進め方の手順について、関西グリコ様の先進事例紹介および明石加工サービ

            ス様の現場実践事例紹介を交えながら、具体的に解説します。

  (4)価格     6,300円(JIPM会員価格 5,250円)

5.特別講演会「三見主義」

  (1)開催年月  2011年8月24日(水)

  (2)会場     未

  (3)ねらい    真の現場主義を再生させる「三見主義(問題を見て、本質を見抜き、さらに対策

            を見極める)」を説き、人間力改革はTPMそのものであること、TPMによるモノ

            づくり経営革新の必要性を提言します。

6.特別講演会「ゼロから始めるTPM」

  (1)開催年月  2011年12月14日(水)  (日程調整中)

  (2)会場     未

  (3)ねらい    製造ソリューションとして圧倒的な実績を誇るTPMの本質を理解していただき、

            TPMをどのように活用していけばよいのかを、先進企業の事例を交えながら

            提言いたします。

新年度に入り、各機関が中小企業支援事業を告知しています。DC.png

神戸・姫路地区にある支援機関の事業の中から、製造業に関連する主なものを集めました。

各機関のホームページに掲載されている記事からポイントの部分をコピーし編集しました。

 

◆◆◆神戸市産業振興センター◆◆◆

【第14回KOBEドリームキャッチプロジェクト】

◇有望なビジネスプランを全力サポート

 新規創業・新規事業・第二創業に挑戦する起業家、ベンチャー企業、中小企業の皆様! 有望なビジネスプランを認定し、神戸が総合的にサポートします。

◇対象

 「主な活動拠点が神戸市内にあるか、神戸市に移転予定の企業」  等の条件があります。

◇認定区分

 X-KOBE:競争力、新しいアイデアがあり、大きな将来性がある。

 N-KOBE:将来的に成長が期待できる。

◇支援は認定後5年間行います。

◇サポートメニュー

 ・オフィスや工場の利用  ・販路開拓や事業提携のサポート  ・IT環境の充実をサポート

 ・マーケティング活動のサポート ・専門家による相談、課題解決 等

◇募集期間

 平成23年 5月9日(月)~7月15日(金) 

IMG_6950.JPG新年度に入り、各機関が中小企業支援事業を告知しています。

神戸・姫路地区にある支援機関の事業の中から、製造業に関連する主なものを集めました。

各機関のホームページに掲載されている記事からポイントの部分をコピーし編集しました。

 

◆◆◆姫路商工会議所◆◆◆

【中小企業相談支援事業(最低賃金相談支援コーナー)】

◇平成23年度中小企業相談支援事業

 (最低賃金相談支援コーナー)を開催します。 (平成23年4月5日~)

 最低賃金額の大幅な引上げは、中小企業事業主にとって影響は大きく、最低賃金の引上げに対応した賃金の引上げを行うには、生産性の向上等の経営改善を通じて賃金支払能力の向上を計ると同時に、経営改善によって変更される賃金制度、労働時間制度、労働安全衛生管理体制の見直しを図ることが課題であります。

 このため、この課題に取り組む中小企業への支援として社会保険労務士会姫路支部のご協力をいただき、兵庫県播磨地域にて経営面と労働面の相談等をそれぞれの専門家によりワン・ストップで対応できる経営改善及び労働条件の相談窓口を設置しました。

【姫路ものづくり支援センター】

 地域産業の振興を目指して、兵庫県立大学、姫路市、姫路商工会議所の産学連携協定(平成16年7月)に基づき、商工会議所と姫路市が共同で「姫路ものづくり支援センター」を設置(平成17年5月)し、商工会議所の産学連携支援室スタッフが常駐して相談に応じています。また、兵庫県立大学の産学連携センター、(財)ひょうご科学技術協会等の出張オフィスも配置しております。

◇支援の内容◇

 1.技術・製品開発の問題解決や情報調査

 2.異業種間のビジネスマッチング

 3.放射光施設の利用

 4.行政等の支援情報の提供

 

 

相談支援センター.png新年度に入り、各機関が中小企業支援事業を告知しています。

神戸・姫路地区にある支援機感の事業の中から、製造業に関連する主なものを集めました。

各機関のホームページに掲載されている記事からポイントの部分をコピーし編集しました。

◆◆◆兵庫県中小企業団体中央会◆◆◆

【最低賃金総合相談支援センター 神戸】

◇経営面と労務面の課題に取り組む中小企業への支援として、専門家によるワン・ストップで対応できる相談窓口を設置しました。

◇中小企業庁が実施する事業(中小企業支援ネットワーク事業)と連携し、経営革新、農商工連携、海外展開、事業再生、ものづくり、事業承継、知的資産経営等の高度な支援も可能です。

新年度に入り、各機関が中小企業支援事業を告知しています。 01_02.jpg

神戸・姫路地区にある支援機関の事業の中から、製造業に関連する主なものを集めました。

各機関のホームページに掲載されている記事からポイントの部分をコピーし編集しました。

なお、資金の貸付関係については収集していません。

◆◆◆ひょうご産業活性化センター◆◆◆

【ひょうご農商工連携ファンド事業助成金】

◇概要◇

 兵庫県内の中期業者等と農林漁業者との連携促進及び地域経済の振興を図るため、それらの連携 体が取り組む事業を支援します。

◇対象◇

 兵庫県内の中小企業者等と農林漁業者の連携体

◇女性限度額◇

 助成額の加減額及び上限額は2年間を通じた総額で50万円以上500万円以内

◇応募受付◇ 平成23年4月25日(月)~5月12日(木)

【事業化コンサルティング】 

◇概要◇

 創業希望者や経営者の方々に専門の経営コンサルタントを派遣し、ビジネスプランノレベルアップを目的として個別指導を行います。なお、ビジネスプランのレベルアップにより『チャレンジマーケット』等での資金調達や販路開拓のチャンスが広がります。

◇対象◇

 ・県内各地の商工会議所・商工会等で開催されたベンチャースクールを修了された方

 ・県内で創業または第二創業を予定している方で、自らのビジネスプランのレベルアップを望む方

◇受講費用◇

 (27,000円(謝金)+旅費)÷3×派遣回数

 ※ひょうご産業活性化センターがコンサルタントに支払う謝金・旅費の3分の1相当額

 ※なお、費用の3分の2はひょうご産業活性化センターが負担します。

◇募集期間◇

 随時募集

【専門家派遣事業】

◇概要◇

 民間専門家を貴社に派遣し、専門家が経営上の課題解決のお手伝いをします。

◇対象◇

 兵庫県内に事業所があり、次のいずれかにも該当すると認められる中小企業

 1.経営の向上を目指す意欲ある中小企業であること

 2.経営革新等経営の工場に係る目的あるいは目標が明確であること

 3.助言を受けることにより、支援の効果が期待できる状況であると判断されること

◇派遣回数◇

 10回以内で、センターが決定 ※1回当たりの助言時間3時間程度

◇企業の自己負担◇

 (27,000円(謝金)+旅費)÷2×派遣回数  

 注)旅費は、ひょうご活性化センターの旅費規程に基づきます。

◇利用方法◇

 平成23年4月1日~ 随時受付

51XNQJ1IggL._SS500_[1].jpgのサムネール画像梅原氏はこのように書かれています。

「私の経営はいってみればまるっきりの自己流です。大学の経営学部を出ているわけでもないし、自分で勉強しようにも、町工場の経営書などというものがそもそもありません。ドラッカーの本を読んだって、町工場が利益を出すためにはこうしなさいなんていうことはひとことも書いてないのです。だから私は自分の経験と勘と信念、あとは見よう見まねでやるかなかったのです。」

しかし、「先を読んで動く」、「短納期の秘密」、「これが利益を出す経営だ」など各章、各節に書かれていることは、「コア技術戦略」、「ブルー・オーシャン戦略」、「場の論理」等々の戦略論につながっているという印象を強くもちました。とても理にかなっている素晴らしい経営実践の経過が書かれた本です。

また、「『親方になる』夢をもつ」、「志をもつ人だけがチャンスに気づく」など、たたき上げの製造業経営者ならではの言葉には感動しました。

これからの成長・拡大を目指す経営者、経営を変えて行かねばと考えている経営者にとっては貴重な経営実践の書といえます。また、中小製造業を支援するコンサルタントにとっては、一読すべき"気づき"の書だと思います。

2011年4月7日、元気カンパニー仕事研究所ホームページの『改善・革新のヒント/助成金・補助金情報』を更新しました。2件の追加です。
 ◎平成23年度コミュニティ・ビジネス離陸応援事業 《兵庫県》
 ◎平成23年度研究開発助成金交付事業《財団法人 三菱UFJ技術育成財団》

今後、ホームページの更新情報をこちらのブログで紹介していきます。

 

今日(4月9日(土))、 姫路城に行ってきました。さくらは満開まであと一息。午後3時過ぎだったということもあり、いっぱいの人出ではなく、ゆっくり歩ける適度な人ごみでした。

『天空の白鷺』を記録しました。右の写真は、2009年4月11日にほぼ同じ場所から撮影したものです。

天空の白鷺の入場にはネット予約が必要と聞いていたのですが、当日分の入場整理券も配布されているようです。ただし、午後3時過ぎに配布は終わっていました。

改修が終わるのが2014年。天守閣を見ながらのお花見を楽しみにしています。

 MEMO0003①.jpg   IMG_6950②.jpg

ご参考までに、建築中の『天空の白鷺』の写真も載せておきます。撮影日は2010年11月13日です。

 P1000933①.jpg

こんにちは。テストです。

私は、中小企業を主なお客様として「元気カンパニー仕事研究所」という屋号の中小企業診断士事務所を開設しています。この事務所のロゴです。

元気カンパニーの職場に「Good Job!」の声をあふれさせたい。そんな思いから、事務所の英文名称を "Genki Company Good Job Lab." としました。

img_rogo.png

 
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